天然王子様に振り回されて
「殴るとか、駄目だから!」
「分かった。ぶっ倒す。」
「なんでそうなる!?」
「だってさっき言っただろ。羽依泣かせた奴は全員私がぶっ倒すって。」
「言ってたけど、駄目だよ!!!」
私が全力で止めれば、茜は唇をとがらせながらも頷いた。
「・・・・・・分かったよ。暴力はやめる。」
ほっ。
とりあえず、一安心だ。
「でも、羽依。」
真剣な声に、視線を茜の瞳に移す。
「ちゃんと確認しろよ?」
「・・・・・・うん。」
「ま、羽依の夢だとか妄想だとかなわけないとは思うけどさ。
不安なら、何度だって確認すればいいと思う。
だから、会いに行け・・・・・って言いたいところなんだけど、今は無理だな。」
「・・・・・・・・・・・へ?」
「だって、今ホームルームだろ。ついでに言えば、1時間目は体育で着替えなくちゃいけないし。」
「・・・・・・・えーっと・・・つまり?」
「つまり、1時間目の終わりの休み時間まで待てってこと。」
「なるほど。」
ちょっとホッとしたり。
「ま、とにかく早く確認しろよ。
羽依のそんな顔ずっと見てられるほど、私忍耐力ないから。」
「え!?どんな顔!?」
「しょぼーんって顔。
その顔見てると、三木の野郎をメチャメチャにしたくなる。」
「メチャメチャ!?」
茜はちょっぴり(?)暴力的です・・・。
「分かった。ぶっ倒す。」
「なんでそうなる!?」
「だってさっき言っただろ。羽依泣かせた奴は全員私がぶっ倒すって。」
「言ってたけど、駄目だよ!!!」
私が全力で止めれば、茜は唇をとがらせながらも頷いた。
「・・・・・・分かったよ。暴力はやめる。」
ほっ。
とりあえず、一安心だ。
「でも、羽依。」
真剣な声に、視線を茜の瞳に移す。
「ちゃんと確認しろよ?」
「・・・・・・うん。」
「ま、羽依の夢だとか妄想だとかなわけないとは思うけどさ。
不安なら、何度だって確認すればいいと思う。
だから、会いに行け・・・・・って言いたいところなんだけど、今は無理だな。」
「・・・・・・・・・・・へ?」
「だって、今ホームルームだろ。ついでに言えば、1時間目は体育で着替えなくちゃいけないし。」
「・・・・・・・えーっと・・・つまり?」
「つまり、1時間目の終わりの休み時間まで待てってこと。」
「なるほど。」
ちょっとホッとしたり。
「ま、とにかく早く確認しろよ。
羽依のそんな顔ずっと見てられるほど、私忍耐力ないから。」
「え!?どんな顔!?」
「しょぼーんって顔。
その顔見てると、三木の野郎をメチャメチャにしたくなる。」
「メチャメチャ!?」
茜はちょっぴり(?)暴力的です・・・。