天然王子様に振り回されて
も、勿論?


どういう意味・・・・・?




三木先輩は、ニッコリ王子様スマイルで言い切った。




「勿論。泣かせたら、ぶっ殺そうが好きにしていーよ。

俺、絶対泣かせないから。


だって羽依のこと、大好きだもん♪」





・・・・・・・・・な、ななななっ

なんてことをーーーーー/////






頬が真っ赤に染まる。


どうしてこう、三木先輩はそういうことをサラッと言っちゃうんだろう。

心臓がもたないよ。






「ってかさ、そういうことだから・・・これから羽依に触らないでね?」



・・・・・・・ん?

三木先輩、茜に何言ってるの?


触らないでね??

うんん???






「はぁ?なんで三木の言う事、聞かなくちゃなんねぇんだよ。

俺は羽依に触るからな!!!メチャクチャ触るからな!!!」





・・・・・・茜さん。

そんなに怒鳴る必要あるセリフかなぁ、それ。


というか、なんか恥ずかしいんだけどっ・・・/////




「メチャクチャ触る!?断固拒否だっ!!!

羽依は俺のなんだからな!!!!」


「は!?何言ってんの!?

付き合うことは認めたけど、羽依は俺のモンだぜ!?」







・・・・・・・・なんていうか・・・・・






「ズレてない?」


「「何が?」」



あ、茜と三木先輩、ハモった。








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