天然王子様に振り回されて
ハテナマークを浮かべれば。
お母さんはニッコリと綺麗な笑みを見せた。
・・・この人、ホントに二日酔いなの?
「千秋君、羽依のこと、よろしくね?」
優しく、だけど真剣に言われた。
「もちろんですっ!
任せてください!」
俺は力強く頷いた。
そんな俺を、満足そうに眺めた後。
お母さんは便器に顔を向けた。
そして――
「うおぇぇぇぇぇぇぇっ」
盛大に吐いた。
それはそれは見事な吐きっぷりで。
思わず拍手をしてしまった。
「ふぅ。」
ひと段落ついたらしいお母さんは、
フッと息を吐き、口元を拭った。
そして笑って。
「拍手ありがと♪
学校、遅刻するわよ?」
と、さらりと言ってのけた。
その後、またもや便器に向かい、
猛烈に吐いていた。
お母さんはニッコリと綺麗な笑みを見せた。
・・・この人、ホントに二日酔いなの?
「千秋君、羽依のこと、よろしくね?」
優しく、だけど真剣に言われた。
「もちろんですっ!
任せてください!」
俺は力強く頷いた。
そんな俺を、満足そうに眺めた後。
お母さんは便器に顔を向けた。
そして――
「うおぇぇぇぇぇぇぇっ」
盛大に吐いた。
それはそれは見事な吐きっぷりで。
思わず拍手をしてしまった。
「ふぅ。」
ひと段落ついたらしいお母さんは、
フッと息を吐き、口元を拭った。
そして笑って。
「拍手ありがと♪
学校、遅刻するわよ?」
と、さらりと言ってのけた。
その後、またもや便器に向かい、
猛烈に吐いていた。