天然王子様に振り回されて
なんか、さすがはお母さんというか・・・。




苦笑いしつつ、私は学校へ行く準備を始めた。




















――――――――――昨日。




いつも通りに学校が終わり。


三木先輩に、家まで送ってもらった。





何か、変わったことなんてなかった。




そう、昨日は。








でも。




もしかしたら、今日、何か起こるかもしれない。







もし、そうだとしても・・・・・





私は、キッと前を見据えた。






・・・・・・・私が三木先輩を好きだって気持ちは、変わらないよ。


これだけは、断言できるから。














「大丈夫。」



準備が終わった私は、玄関の前で、自分自身に呟いた。








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