天然王子様に振り回されて
「三木。アイツらに、制裁を与えるぞ。たっぷりと。」



不気味な笑みを浮かべる石原。





「羽依を泣かせたんだ。

それ相応の覚悟はあるはずだろうからな・・・。


俺は、ぜってぇ、許さねぇ。

だから・・・手加減は、しない。」





そう言い切った石原は・・・


男の俺が見ても、かなりカッコよくて。




「・・・・男前・・・」


思わずそう呟けば。



「当然。」


との答えが返ってきた。







・・・・・・・・・・うーん・・・。


石原って、女のはずだけど・・・。



当然なのか?





一抹の疑問を抱きつつも。



俺と石原は、制裁の計画を、練り始めた。






























―――そして、2時間目が終わった頃。




俺達は、計画を実行することに決めた。









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