その恋、取扱い注意!番外編(旧題 幼なじみは取扱い要注意)
「なんだよ。出かけるって?」
「みんなで新しく出来たショッピングモールにお出かけするの」
にこっと満面に笑みのミミを見ると、あきらめの気分になる。
ミミは膝までの温かそうなピンク色のコートを着ている。
「湊、まだ眠いの?」
小首を傾げて見つめるあどけない大きな瞳。
「ふあーっ」
俺は大きなあくびをして眠いのをアピール。
「もうお昼すぎてるのにぃ」
ミミは頬を膨らませて俺の肩をペシッと叩く。
「いてっ!」
「軽く叩いたんだから痛いわけないでしょっ!」
「いてえよ」
「痛くないっ」
毎回こんな会話をしている気がする。
「あーっ、着替えるから出てけよ」
「寝ちゃだめだからねっ!」
ミミはベッドから足を床につけると、腰に手をやりびしっと母さんみたいに言いきる。
「わかったって」
その言葉にしっかり頷いたミミは部屋から出て行った。
「みんなで新しく出来たショッピングモールにお出かけするの」
にこっと満面に笑みのミミを見ると、あきらめの気分になる。
ミミは膝までの温かそうなピンク色のコートを着ている。
「湊、まだ眠いの?」
小首を傾げて見つめるあどけない大きな瞳。
「ふあーっ」
俺は大きなあくびをして眠いのをアピール。
「もうお昼すぎてるのにぃ」
ミミは頬を膨らませて俺の肩をペシッと叩く。
「いてっ!」
「軽く叩いたんだから痛いわけないでしょっ!」
「いてえよ」
「痛くないっ」
毎回こんな会話をしている気がする。
「あーっ、着替えるから出てけよ」
「寝ちゃだめだからねっ!」
ミミはベッドから足を床につけると、腰に手をやりびしっと母さんみたいに言いきる。
「わかったって」
その言葉にしっかり頷いたミミは部屋から出て行った。