僕が彼女に言って欲しかったこと




 彼女に連れられてやってくるのは、いつも隣にある空き教室。



彼女、吉野 泉<ヨシノ イズミ>は教室に入るなり僕に向き合うと





「今日笹川くんが女の子と歩いてたぁーーーー!!」





号泣しだした。







いや、僕の気持ちとしては…







「知るか。」







ただその一言な訳ですが。







吉野にとっては重大も重大

それはもう、『明日世界が終わる』と言われているようなものらしい(この前聞いた)。


因みに、"明日"というのがみそ。
















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