トーフマン


おれは考えた。そして決めた。


大切な人を守る度胸をつけるために。


勇気をふりしぼるために。


親父が生み出した豆腐の力で、豆腐屋の息子して、戦う覚悟を持つために。


深見勇一郎とは別の、戦士としての名前を名乗ることにした。


そして、おれは叫んだ。



「おれは、白い豆腐の戦士」


勢いよく構える。


「トーフマンだっ!!」




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