生徒会の恋愛事情



そんな乱闘があってりもしたけど、生徒会はちゃんと続いた。


今日決まった事は、主に合宿のことだ。


文化祭の出し物の話を進めたり、体育祭との時間の関係の微調整したり、その他色んな事きめたり。


文化祭の出し物っていうのは、生徒会は毎年、文化祭で劇をするらしく、その事についてらしい。


香里奈先輩がもう既に台本を書き始めてくれているから、配役とか、衣装と小道具につて、決めるらしい。


このメンバーでやるなら、何か凄いものが出来そうな気がする。


それを考えるだけで、あたしはワクワクしてくる。


多分、ビックリするぐらい忙しいんだろうけど、あたしは2学期からの生徒会についての事が楽しみで仕方なかった。


「では、今日の生徒会は終了という事で。
皆さん、お疲れ様でした。」


本日の生徒会が終わり、帰り支度が始まる。


でも、あたしはしない。


だって今から見まわりだから。


先輩達が挨拶して帰っていく。


最後に教室を出たのは光唆だった。


「お疲れ様です!」


光唆が挨拶して部屋を出る。


その時、一瞬光唆と目が合った。


「…」


「…」


お互い何も言わない。


先に目を逸らしたのは逸らしたのはあたしだった。


そのまま光唆は生徒会室を出て行った。



< 135 / 385 >

この作品をシェア

pagetop