生徒会の恋愛事情
そんな乱闘があってりもしたけど、生徒会はちゃんと続いた。
今日決まった事は、主に合宿のことだ。
文化祭の出し物の話を進めたり、体育祭との時間の関係の微調整したり、その他色んな事きめたり。
文化祭の出し物っていうのは、生徒会は毎年、文化祭で劇をするらしく、その事についてらしい。
香里奈先輩がもう既に台本を書き始めてくれているから、配役とか、衣装と小道具につて、決めるらしい。
このメンバーでやるなら、何か凄いものが出来そうな気がする。
それを考えるだけで、あたしはワクワクしてくる。
多分、ビックリするぐらい忙しいんだろうけど、あたしは2学期からの生徒会についての事が楽しみで仕方なかった。
「では、今日の生徒会は終了という事で。
皆さん、お疲れ様でした。」
本日の生徒会が終わり、帰り支度が始まる。
でも、あたしはしない。
だって今から見まわりだから。
先輩達が挨拶して帰っていく。
最後に教室を出たのは光唆だった。
「お疲れ様です!」
光唆が挨拶して部屋を出る。
その時、一瞬光唆と目が合った。
「…」
「…」
お互い何も言わない。
先に目を逸らしたのは逸らしたのはあたしだった。
そのまま光唆は生徒会室を出て行った。