生徒会の恋愛事情


それからあたしは、光唆と一緒に生徒会室で事務処理をして、先輩達が帰って来たら劇の練習をした。


劇の練習が終わった時には、もう外は真っ暗だった。


今日は見回りがないから、そのまま帰る。


光唆が見回りだから、あたしは一人で帰った


家に帰ると、由羅お姉ちゃんと美羅がいた。


晩御飯はもう食べてたみたいで、一人でご飯を食べた。


それから部屋に籠って宿題をして、やっと終わったのが夜の11時頃だった。


美羅はいつもこの時間に寝る。


由羅お姉ちゃんも明日は出張があるらしくて、美羅が寝たすぐ後に布団に入った。


二人を起こさないように、あたしは音に気を付けながらお風呂に入った。


その時に、ふと思ったの。


寂しいなって。



一人が苦痛な程、寂しがり屋ではない。


でも夏までだったら…華羅お姉ちゃんと一緒に帰って、ご飯も一緒に食べて、一緒に宿題していただろう。


それで、どっちかが先にお風呂に入って、寝る前に明日の生徒会の話をして、それから寝て、また同じ時間に起きて、一緒に学校に行き…



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