生徒会の恋愛事情



そんな日が3日過ぎた。


昨日と今日が美羅も由羅お姉ちゃんもいない日だ。


「沙羅、今日どうするんだ?」


光唆が登校中に聞いてきた。


「うん?
どうするって?」


「晩飯とか。
俺ん家で食っていくか?」


「そんなのいいよ。
いきなりお邪魔するのも悪いし。
それに光唆、今日は見守りでしょ?
遅くなっちゃうなら余計に悪いよ。
でも、気にしてくれてありがとう。」


「そっか。
ならいいけどよ。
困った事があったら言えよ。」


「うん、そうする。
ありがとう。」


まあ…実際、今日の晩ご飯に関しては困ってるんだけどね。


生徒会が終わってから、買い物行って、晩ご飯作るのか…コンビニでお弁当買おうかな。


って、昨日と同じパターンじゃん。


まあでも、最近のコンビニのご飯って美味しいし、それでもいいかな。


この時はまだ、こんな事考えていられるぐらい元気だった。


だが…


「平井さん、顔色悪いけど大丈夫?」


「うーん、顔色悪い?」


クラスの子にそう言われるぐらい、体調崩しました。



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