さよなら…ピエロ。




昨日と同じ席に座っていた。


イヤホンをはめ、参考書を読んでいる。





『ハル…翔のこと覚えてないの?』

『知ってるって…ハル…忘れたの?』





蓮とアンナの言葉が頭をよぎる。


私の過去に何かあったのかな。


二人のあの深刻な顔は…。








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