ただ、名前を呼んで
・小学生
どんな事が起こっても、朝は平等に訪れる訳で。
それは誰にとっても同じこと。
悲しい事があったとしても、心が沈んでいたとしても、朝日は平等に照らすんだ。
朝の身仕度って、ほとんど機械的に行われると思う。
少なくとも僕の朝はいつも変わらないし、半ば無意識に仕度を進めている。
顔を洗って歯を磨き、夜のうちに用意しておいた服に着替える。
祖父母と挨拶を交わし、朝のニュースを見ながら朝食をとる。
最後に荷物を確認して、祖父母に声をかけて家を出る。
毎日毎日、変わらない。