無愛想な彼に胸キュン中
「…………」
目が合い、流れる沈黙。
あたしと青葉は抱き合ってる状態。
こ、これはマズい。非常にマズい!
「……あ、あの……っ」
「青葉くんの怪我は大したことないから、もう行きなさい!!」
あたしの言葉を遮って、顔色ひとつ変えず何もなかったかのように先生はあたしたちを保健から追い出した。
「……あ、青葉これって……」
「……知らね」
いや。こ、これは誤解されてる!
いや、先生違うんですっ!!
これはその……――ノーウ!!