無愛想な彼に胸キュン中




「……なぁ…」



「三枝!」




三枝が振り返る。
俺はすぐに声の主がわかった。





「椎木くん!!」




椎木が息を切らしてこっちに走ってきた。





「男達に絡まれたって聞いたけど、大丈夫か?」



「え。だ、大丈夫だよ……っ」




頬を染める三枝。






< 172 / 405 >

この作品をシェア

pagetop