無愛想な彼に胸キュン中
だけど別に、あたしも好きで
ツンツンしてるわけじゃない。
ただ、曲がったことが大嫌いなだけ。
いちいち女の子達は、
そんなあたしの気に障るんだ。
「なに、また喧嘩でも売ったの?」
唯がパーマのかかった
頬までの茶髪を触りながら笑ってる。
「なっ!またってなに!あたし喧嘩売ったことなんてないしっ!」
慌てて反論する。
「いつも毒舌でつっかかって、喧嘩だってしたくてしてるんでしょ」
「えぇ……!?」
唯、言葉が悪いよー。