無愛想な彼に胸キュン中
それも口癖なのかもしれないけど、傷つくんだから!
「あー……違うか」
「え?」
一瞬青葉が優しい瞳であたしを見て、柔らかく笑った。
「ありがとう、三枝」
「へ……」
互いにかぁぁと赤くなる。
「……だぁー!もう限界!これでいいだろ!」
「え、う、うん……?」
嬉しいけど、青葉?急にどうしちゃったの?
キャラ変わっちゃった?
あたし的には嬉しい変化だけどね。
不意に窓の外を見ると、雲1つない青空が広がっていた。もうすぐ、冬が来る。