無愛想な彼に胸キュン中
え、しょ、食事?
「えっと……でもいきなりお邪魔したのに食事なんて……」
図々しいんじゃ……。
「やだ、気にしなくていいのよ。せっかくのクリスマスなのに息子と2人なんて華がないじゃなーい」
華がないって。
青葉は綺麗な顔立ちをしてるし、あたしなんかよりよっぽど華があると思うけどなぁ。
「わるかったな、華がなくて」
ちょっといじけた様子の青葉。
……あ、なんか可愛い。
「……なに」
「べっ、べつに」
目が合って慌てて逸らす。
なんて、口が裂けても言えないけど。