無愛想な彼に胸キュン中
「ふーん。みんな見てたんだ」
「そりゃー目立つ2人が喧嘩してたらね」
目立つ!?
まぁ、そっかそうなんだ。
じゃあ控えないとなぁ。
ってかもう関わらない、アイツには絶対――。
「邪魔」
後ろから聞こえた声。
振り返ると……アイツがいた。
なっ……!!
「邪魔って何よ!」
「…………」
「ちょっと聞いてんの!?」
ってか先に行ったくせに
なんであたしより後に教室に来るのよっ。