君といた夏



冬の寒さが無くなり、花粉症でなければポカポカ日向ぼっこの季節。



寒いから繋いでくれる、涼のそんな優しさも好きだけど、



のんびり窓際で居眠りをする涼の可愛さにもトキメキを感じます。




5月。



本日は、球技大会です。





「玲奈!」


「はいっ」



ラケットを振れば、いい感じの手応えと共に、スマッシュが決まる。




「ゲームセット。2-0で御星・伊藤ペアの勝利。」



「「やったぁーーっ!!」」




3試合目突破が決まり、千夏に抱きつく。



私は生憎テニスが得意なわけではないけど、千夏は中学、高校とテニス部なので強い。




< 134 / 168 >

この作品をシェア

pagetop