藍い月と…
一方、まだ気付いてない人達
アタシは何とかしてでも
ナイフだけは振り降ろさせない
そんな物で傷付けたら…
怪我だけじゃ済まない…
あの日の出来事がフラッシュバックする
アタシは足元に落ちている小石を手に取り
一か八かでナイフに当てる
そしたら気付く筈…
アタシはナイフ目掛けて思いっきり
小石を投げた
――ドサッ
見事に命中してナイフが地面に落ち、
ナイフを持っていた人は手を抑える
アタシが投げた小石はナイフに当たらず
持っていた人の手を命中させた
ナイフが落ちた事に気付いた人達の1人
赤髪の人が手を抑える人に近づく