藍い月と…


一方、まだ気付いてない人達

アタシは何とかしてでも

ナイフだけは振り降ろさせない

そんな物で傷付けたら…

怪我だけじゃ済まない…

あの日の出来事がフラッシュバックする

アタシは足元に落ちている小石を手に取り

一か八かでナイフに当てる

そしたら気付く筈…

アタシはナイフ目掛けて思いっきり

小石を投げた



――ドサッ



見事に命中してナイフが地面に落ち、

ナイフを持っていた人は手を抑える

アタシが投げた小石はナイフに当たらず

持っていた人の手を命中させた

ナイフが落ちた事に気付いた人達の1人

赤髪の人が手を抑える人に近づく



< 13 / 183 >

この作品をシェア

pagetop