藍い月と…


「えーる!」


『!!!!!』


考え事をしていたアタシの肩に

突然、重みを感じた


「まーたボーッとしてやがんなー?

やっぱそれお前の癖決定だな」


アタシの肩に腕を置きヘラヘラ

笑いながら大河は言った

大河の言う通りアタシは一人になると考えて

周りが見えなくてボーッとしちゃう

癖付いちゃったなぁ


『それより大河重い』


アタシの肩に乗せられた大河の腕を払った

「やっぱお前生意気もだな」


そう付け足した大河にアタシは

ファイティングポーズで対抗した

大河もアタシと同じくファイティングポーズ




< 90 / 183 >

この作品をシェア

pagetop