SECRET LOVE

その瞬間




待受画面に、【ユンファ】着信


と出て、ユンファの着信音が流れた



「……!!」


びっくりして、ついボタンを押してしまった








「………イクゥ?」

ユンファの声に、慌てて





「……………よ、よぼせよ…」



は、発音、合ってる!?



不安になりながらも、ついそう答えてしまった




「ハハッ…ヨボセヨ~イクゥ」




……………!




その、イクゥってのどうにかなんないのか?



そんなツッコミで恥ずかしさを紛らわそうとしながら、


「…うん」


普通に返事を返した



「起きてた?寝てた?」


なん…か……



「お、起きてた」



「そう、電話すぐでなくて、ゴメン」




や、


何その優しい声…


< 38 / 57 >

この作品をシェア

pagetop