不器用な恋愛 私とあなた
月曜日 手を繋いで出社




「手繋いで良いの?私と結婚するって気付かれるよ?」




私の顔を見て驚いてる




「もう言ったけど?」




「え?皆 部長の娘とって思ってるよ?」




「俺の部署の奴らは知ってる。でも 彼女は恥ずかしがり屋なので そっとして上げて下さい。っと言った。」




ニヤニヤ笑ってる
何か悔しい!



わざと私達の方へ噂が流れないように手を回してる
だから こっちの部署は 部長の娘になってるんだ





それも11月の事
私なんて別れて悲しんでる時に 裏ではこんな事やってたなんて・・




今考えただけでも すごい
思いつきもしない







< 106 / 113 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop