俺様の熟した恋の実~10years~



羽音の部屋に行きベッドにねっ転がる。


羽音の緊張感がこっちにまで伝わってくるし……。


「ほ、ほんとに……あの…するの?」

「俺はそのつもりだけど…羽音が本気で嫌ならやめる」

「ううん……。ただ、電気消したいな」

「今回だけ消す。次からは消さねぇ!」

「え``っ!」


電気を消して羽音に覆い被さる。


ヤバイ……俺まで緊張してどーすんの…。


ほんとに好きな子の初めて全部奪うんだな…。



「なんか…っ……すっげー幸せ……」

「あたしも………でもっ、ちょっと…痛い…」

「わりぃ……俺、余裕ねぇわ…」

「うっ…んっ…りょーがぁー…」


羽音が俺の名前を呼ぶ度に、もっともっと好きになってく。


優しくするつもりだったけど………


やっぱ予定変更。


羽音の限界来るまで好きにさせてもらう。


テスト頑張ってほんとよかったー!


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