俺様の熟した恋の実~10years~
バレンタインが近付くに連れて嬉しい気分は増してく。
ルンルン気分で廊下を歩いてた放課後、涼雅にバッタリ!
「なにニヤニヤしてんだよ。キモイ」
「彼女にキモイはないでしょ!傷付く~」
「ったくフラフラしてねーで早く帰るぞ。寒いし」
「はーい……」
二人で帰りにコンビニへ寄り道。
コンビニのお菓子売り場には、ピンクと赤、それからハート……
いかにもバレンタインって感じの装飾!
「もうすぐでバレンタインだね~」
「俺、バレンタイン嫌い」
「えっ!なんで?」
「だって知らねーヤツからいきなりチョコくるから。あれには馴れねぇ」
「それ多分、モテてる証拠でしょ…」
じゃあ、涼雅にバレンタインを好きになってもらおう。
あたしが最高のバレンタインにする!