俺様の熟した恋の実~10years~



くだらない話しばっかで羽音のマンションに着いてしまった。


言うなら今。


「送ってくれてありがとう。意外と楽しかったよ♪」

「ならよかった…」

「また一緒に帰ろうねっ?」

「俺の気が向けばの話しな!」


コイツ天然なの!?


また帰ろうとか言われたら期待する……。


脈ありと見ていい?


「羽音……俺の女になれ」

「え!?涼雅くんの……かかか、彼女?」

「嫌か?」

「久しぶりに会ったばっかりだし……あたし涼雅くんのこと…」

「分かった。その代わり絶対好きにさせっから」

「え``!?」


羽音が俺がいないと生きてけないくらい好きにさせてやる。


俺、自信あるよ?


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