俺様の熟した恋の実~10years~



ヤバイ……


我慢の限界きそう……。


「なぁ、羽音。消毒のお礼は?」

「へ?………ありがとう?」

「違う。言葉じゃなくて他にねーの?」

「あっ、えっと~……キスしろってこと?」

「鈍感!ほんとに襲うぞバカ」


羽音を床に押し倒す。


びっくりした顔で俺を見上げてから、やっと理解したのか抵抗する。


「なにすんの!ダメ!今日は…ダメっ」

「ふ~ん。じゃあ明日ならいいの?」

「そんなんじゃないけど!ちょっ…んっ」

「……っ…黙って口塞がれてろ」


血色のいい羽音の唇に優しく触れた。


頬がピンクに染まり、苦しそうに眉をひそめる。


その顔たまんねぇわ。


最高に好き。


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