俺様の熟した恋の実~10years~
幼稚園の時は大きさ一緒だったなぁ~…。
あの時から、もしかしたら涼雅のこと好きだったのかな?
涼雅には意地悪されたりで泣かされてることも多かったけど………
その分、あたしが泣いてたら慰めてくれるのも涼雅だった。
昔からいつも側にいてくれたね。
あたしを包み込んで、受け入れてくれる優しさに何度感謝しただろう。
「……涼雅。ありがとう。大好きっ」
「知ってる」
顔を少し赤くして、またあたしの肩に顔を埋める涼雅。
側にいればいるほど好きになるの。
二人の熟した恋の実は、二人のカタチに実を結んだ。
…*☆END☆*…