【修正済】救われた恋心をあなたに…

先に来ていた秋くん達は

私たちを見つけると

笑って手を振ってくれた


「走ってきたの?」

「そうだよ、凛子ったら今日に限ってヘマするんだから」

「ご、ごめん…」


秋くんは私たちに背を向けて顔を手で押さえていた

「じゃあ、行こっか」

達也くんが言っても秋くんは動かない


「…秋くん?」


そう言って顔を覗くと

真っ赤な顔の秋くんと目が合った

瞬間、私も顔が熱くなった…


「ごめん、…あまりにも可愛いから…
ワンピース似合ってる…」

そう言って笑ってくれた

どうしよ、褒めてもらった!!

「髪の毛も、…かわいい」

そう言ってくるくるしている毛先に触れ

指に巻き付けていた



もう、頑張ったかいがあった…

すごく嬉しい……





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