Secretな関係



「一人じゃないよ」


誰と一緒かは言えないけれど。


「そうだよね!まだ、高校生だしね」


「あ、あぁ!うん」


この話題から離れたい…。


「あ、まってそこはみ出してる!」


私の手元を見て焦る草野くん。

見ると、思い切りはみ出していた。


「わっ!」


焦った私は、急いで筆を振り上げた。



「あ…」



やらかした。


「ごめん!」
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