Secretな関係
「お前何してんの?」
私の持っているシャツを見ながら言う。
「あ、ちょっと…お友達のシャツに絵の具をつけてしまい…」
「うわー…最悪だな」
わ、わかってるけど…そんな見下すような顔で言わなくても…。
「お前、これ洗剤とかつけないと取れないからな」
「そうなの?あ、でもとりあえず先に洗っておいた方が良いかな?と思ってさ」
「んー、まぁそうだな。とりあえず謝ってそれ持って帰って洗うんだな」
「うん。そうする」
そうなのか…水性だから取れるんだと思ってた。