Secretな関係
なんだか少しだけそわそわする。
裕也に勘付かれないかヒヤヒヤしたけれど、今日は何か学校で用事があるようで帰りが遅くなるらしい。
何の用事なんだろう?くらいには気になったけれど、特に深く考えることもなくこれでばれずに済む!くらい軽い気持ちで春奈とショッピングに出かけた。
「あっ、私このお店とか結構すきなんだ」
そう春奈が指すお店は、今時の女の子が沢山いるふわふわした可愛らしい洋服が沢山置いてある。
「わっ私こんなレースとか…あんまり」
次々と私に当てられる洋服を見てそう言う。
「いやいや、案外こういうほうが似合うかもよ」
言葉巧みに洋服を押し付けられ、試着室に入らされる。
「どう?」
試着室に入って少ししたところで外から春奈に聞かれる。
着てみたけれど…