Secretな関係
春奈に言われた服を見にまとい、リビングに出る。
「お?用意でき……」
リビングでテレビを見ていた裕也が私の方を向く。
「なっ何?」
途中で言葉をつまらせた裕也にそう聞く。
「いや…なんでもない」
ふいっと顔を逸らされ、カバンを手に玄関に向かう。
何だったんだろ…
気合入れすぎた?!それがばれた?!
もー、やっぱりここまで可愛らしいのは流石に無理があったんだよ
そんなことを考えながら私は家を出た。