Secretな関係




勉強を再開し、少し経った頃だった。


なにか物音がするのだ。


「ちょっと見てくるね?」


裕也かな?何してるんだろう?


物音のする方に進んでいくと、そこはお風呂場だった。


「どうしたのー?」


そう聞くと、


「寒い」


そう震えた声が返ってくる。


ドアを開けると、そこにはタオルに包まり震える裕也がいた。
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