Secretな関係
一緒に登校
「はい!できたよ!行こう」
丁寧に髪を整えることが出来なかったから、適当に前髪をピンでとめ、髪はツインテールにした。
玄関の近くにある鏡を見ると、何だかおかしい。
あれ?んん?
目を凝らしてみてみると、制服に違和感が。
「ごめん!先行ってて!本当ごめん!」
待ってて貰ってたうえにこれ以上迷惑かけられない…
「どうした?」
靴を履き終えた裕也がこちらを向く。
「シャツのボタンを掛け違えてて…」
そう申し訳なさそうに言うと、
「しょーがねぇなぁ」
そう言って私のボタンを外し始める。
「じっじじ自分でやるよ!」
恥ずかしすぎる!
「時間わかってる?んな変なことしねーよ」
そっか!時間!っていうか、べべ別に変なことされるかもなんて思ってなかったよ!