星の雫~超極秘のお姫様~
泣きべそをかいてる顔も、ふて腐れた顔も、怒ってる顔も、真剣な顔も、笑ってる顔も・・・・・

すべてが、愛おしくて。


無邪気で明るくって、元気でお転婆。


どこまでも姫らしくない貴方に、どうしようもなく惹かれてしまったんです。




「私も、馬鹿ですよねぇ・・・・・」


まぁ、ソウもヒルゥも同じようなもんなんですけど。

思わず苦笑した。



そして、きゅっと顔を引き締める。

とりあえず、このどうしようもない馬鹿な感情は置いておいて。


レオ、のことをソウとヒルゥに伝えよう。

そう思い、私は静かに部屋を出た。

























―――そして数十分後には、

あるコウモリから、リア様が昨晩、何者かと外出したことを、

知らされることとなるのだ。






―シオside end―

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