星の雫~超極秘のお姫様~
ちょっ・・・待て!ちょっと待て!


かなりおかしくないか!?


たしか昨夜・・・"次の夜"来るって言ってなかった?

しかも、コレ、絶対不法侵入だよね!?


「ドウイウコトデショウカ、レオサン?」


「なんで片言?」


パニック中なのでね!!!

けど、言ってやんない!察しておくれ!


「・・・・・・・?ま、いいや。」


え、いいのかよ。


「どういうことって?」


「ウン。」


「うーん・・・簡単に言うとな、バレたんだよ。」


・・・・・・・・・・バレた?


「不法侵入が?」


あ、よかった。片言直ったや。


って、よくないよくない!

不法侵入バレたとか、よくないから!ヤバイから!



「違う違う。その前の段階。

リアに会ってたことが、だよ。」


「あたしに会ってたこと?」


「そうそう。だからさ、俺達、話し合いに来たんだ。」


レオは、ニッと、無邪気な笑みを見せた。





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