星の雫~超極秘のお姫様~
・・・・・・・・・・・・はい?


「危険?」


《そう。》


くわぁ~っとあくびをしながらエリザベスは答えた。

あ、牙が見える・・・じゃなくて!!!



「や、ヤバクない!?それって。だって、竜、なんでしょ?」


《そ。竜。》


「でっかいぜぇ~。牙も鋭いんだよ!」


レオ、不安倍増になる補足説明ありがとう。


「普通にヤバイじゃん!ソレっ!!!
皆、無事なの!?」


「さぁ?」

《ふわぁ~》

「どーでもいいわ。」



レオ、『さぁ?』って、何!?『さぁ?』って!!!

エリザベスはあくびって!どんだけ感心ないんだよ!!!

ルネイさんもスッパリ『どーでもいいわ。』なんだね!!!


全員かなり酷いよ!

冷たいよ!



「・・・ど、どうしよう・・・もし、皆がっ・・・・・・」


もし、皆に、何かあったら・・・



・・・・・・ヤダ。

考えたくもない!


ぎゅぅっと目をつぶった時――




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