星の雫~超極秘のお姫様~
「・・・・・さて。リア様、さっき言いかけましたが、休憩は終了です。

勉強に戻ります。今から、地理をしますので、資料室へ行きましょう。」


「地理ね。やった!早く資料室行こ!でも、ソウとヒルゥ置いてって大丈夫なの?」


「平気です。もう少しすれば、元通りになるでしょう。」


「そ?ならいーや。さっさと行こー!」




あたし、資料室好きなんだよ!

だってこの城の外の写真とかがいっぱいあるんだもん!


地理は、1番好きな教科。

あたし、外の世界に興味ありまくりだからね!






そんなわけで、あたしはルンルンと資料室へスキップ♪


で、もちろんシオに叱られたよ。

優雅な歩きはもう求めないから、せめて普通に歩けだってさ。



もう。

ホント、細かいよなー。


あたしはブツブツ文句を言いつつも、シオの迫力に負け、結局、普通に歩いて資料室に向かった。








資料室に入ると、ぷんと独特の匂いが鼻を付く。


紙の匂いっていうのかなぁ・・・よく、分かんない匂いだ。


でも、あたしはこの匂いが好き。

なんか落ち着くんだ。





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