星の雫~超極秘のお姫様~
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「・・・・・はぁー!いい汗かいたぁ。」
あたしは稽古場に大の字に寝そべる。
たった今、稽古がひと段落ついたとこ。
「リアって本当に姫なのか・・・?」
呆れたように聞くソウに、あたしは強く頷く。
「あたしも、姫ってガラじゃないって、いっつも思ってる。」
「・・・・・・・・へぇ。認めちゃうんだ、姫らしくないって。」
「認めるも何も、あたしに姫らしさなんてないんだから、しょうがないじゃん。」
「そりゃそうか。」
「そうそう。」
あたし達が強く頷き合っていると、何やら足音が聞こえてきた。
パタパタパタパタ・・・・・・
あ、何か可愛らしい足音・・・なんて思っていたら。
「リーちゃん!ソウー!」
可愛らしい声が聞こえてきた。