星の雫~超極秘のお姫様~
「・・・・・・あーーーーー!!!!もう、恋とかわっかんねー!
アップルパイが冷めてしまうので、撤収ー!」


恋とかなんとかのことを考えていたら!

アップルパイが!冷めてしまう!!!

せっかくのアップルパイがぁ!!!!



「早く!早くシオを探してさっさと食べよう!恋とか分かんないことはどこかに放って置こう!」


「「(放って置いちゃうんだ・・・・・)」」


「ほら!ヒルゥ!ソウ!さっさとする!!!」


「はーい。」


「・・・・・わかった。」










・・・・・・その後、あたし達3人は無事、シオを探し出し、4人でおいしくアップルパイを食べた。


シオのいれてくれたハーブティもがぶがぶ飲んだ。



















―――――・・・あたしの日常は、変わらないものだと思っていた。


外の世界を何一つ知らないまま、退屈に、けれど幸せに、あたしの時は過ぎていくものだと。

そう、思っていた。



穏やかな生活は・・・・・絶対的で、変わらないものだと。



そう、信じて疑わなかった――――――・・・・。







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