星の雫~超極秘のお姫様~
パジャマのことは、頭から消し飛んだ。



なんで、どうして、風が入ってきたのぉぉぉぉ!?





おかしい。

不可解だ。





あたしは窓に近寄り、カーテンを開ける。









そして―――







あたしぐらいの男の人が、窓から顔を突き出しているのを発見した。







男の人は、あたしを見て、ニッと笑って言った。










「こんばんは。お姫様♪」






そう、嬉しそうに、弾んだ口調で。






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