星の雫~超極秘のお姫様~
竜と、相棒?

竜と・・・・・・・・・・・って、竜!?



「えぇっ!?竜って絶滅危惧種で、保護されてるんじゃなかったの!?」


「あ、それ、デマ。竜は大抵、人間が嫌いだから。」


「えぇっ!?デマってあり!?」


「ありあり。王様もバッチリ了承してるし♪」


「ま、マジかー」


「マジマジ。っつーか今俺、竜の上に乗ってるけど?」


「えぇぇっ!ちょっ、竜に会わせてよっ!」


「いーぜ。おーい、エリザベスー!上昇しろー!」


「エリザベスッ!?」




クッキーを持って行こうとした、巨大アリと同じ名前じゃん!


・・・・・・あのアリの名前は、あたしがつけたものだけど。




いや、でも、親近感が・・・。


というか、あたし、なんでこんな謎の男と普通に話してるの?


コレ、不法侵入になるんじゃない?

あ、でも、完全には入ってないか・・・。


けど、やっぱ警戒するべきじゃない?



うーん・・・・・・ま、いっか。


細かい事はこれから聞けばいいし。

悪い人ではなさそうだし。





< 33 / 229 >

この作品をシェア

pagetop