星の雫~超極秘のお姫様~
「いい加減にしてくださいっ!」


シオはそう言い、あたしを強く揺さぶった。



「シオの意地悪ー!」


「リア様、みっともないです!早く起きてください!朝食が冷めてしまいます。」


「うー・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・オヤスミナサイ。」


「あ!ちょっ、リア様!?」



あたしは掛け布団にくるまり、丸まった。

完全防御ってヤツだね!




「起きてくださいっ!」


シオが強引にあたしの掛け布団をバッと剥いだ。



「うわぁー!さぶっ!!!」


あたしはプルプル震える。



まだ11月になったばっかりなはずなのに・・・何この寒さ!!!




「シオ~。布団ー。」


「ほら、寒いんでしょう?起きましょうね!」


「・・・・・・・・・くそっ」



あたしは寒さに負け、渋々ベッドから出る。


うー・・・シオに負けたぁ。

くやしーっ!




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