星の雫~超極秘のお姫様~
ベッドから這い出てきたあたしは、盛大なあくびを一発かました。
「リア様。あくびをするのはいいんですが、口を手で押さえてください。」
すかさず、シオの注意が入る。
「うー・・・ん。わかったぁ。」
むにゃむにゃとあたしは答え、朝食を取るために部屋を出た。
「・・・・・・・リア様?」
あたしに付いてきたシオが不思議そうにあたしを呼んだ。
「何さ。」
「なぜ、さっきから、額に手を当てているのですか?」
その言葉に、あたしは自分がさっきから額に手を当て続けていることに気付いた。
慌てて額から手を離す。
あ、あたし別に、昨日おでこにキスされたことなんて、意識してないんだからっ!!!
「べ、べべべ、別にっ?ちょっとかゆいなーとか思ってね!」
テキトーに誤魔化すものの、シオは怪訝そうに顔を歪めた。
「リア様・・・昨夜、何かあったのですか?」
う゛・・・・・・さ、さすがはシオ。鋭い。
レオのことは・・・言わない方がいいかも。
シオのことだから、大事になりかねないし。レオと会うな、とも言いそうだもん。
「何かって、何?あたし、いたって普通の夜だったと思うけど。」
・・・だからあたしは、しらばっくれることにした。
「リア様。あくびをするのはいいんですが、口を手で押さえてください。」
すかさず、シオの注意が入る。
「うー・・・ん。わかったぁ。」
むにゃむにゃとあたしは答え、朝食を取るために部屋を出た。
「・・・・・・・リア様?」
あたしに付いてきたシオが不思議そうにあたしを呼んだ。
「何さ。」
「なぜ、さっきから、額に手を当てているのですか?」
その言葉に、あたしは自分がさっきから額に手を当て続けていることに気付いた。
慌てて額から手を離す。
あ、あたし別に、昨日おでこにキスされたことなんて、意識してないんだからっ!!!
「べ、べべべ、別にっ?ちょっとかゆいなーとか思ってね!」
テキトーに誤魔化すものの、シオは怪訝そうに顔を歪めた。
「リア様・・・昨夜、何かあったのですか?」
う゛・・・・・・さ、さすがはシオ。鋭い。
レオのことは・・・言わない方がいいかも。
シオのことだから、大事になりかねないし。レオと会うな、とも言いそうだもん。
「何かって、何?あたし、いたって普通の夜だったと思うけど。」
・・・だからあたしは、しらばっくれることにした。