星の雫~超極秘のお姫様~
「リア様、このアリ・・・エリザベスっていうんでしたっけ?」


「そうそう。あたしが付けたの♪」


「それはいいんですが・・・。エリザベス、外に出してもいいですよね?」



なっ!?



「なんだとぉーーーーーー!!!??」


「え!?駄目でしたか?」


「駄目っていうか、駄目っていうか!」




シオがそんなこと言っちゃいけないから!



「あぁっ!!!エリザベス!死ぬな!死んだら駄目だっ!希望をもてっ!!!」




エリザベスは、のそのそとテーブルから飛び降り自殺を企んでいた。


あたしは当然、それを止めるべく声を張り上げているわけだけど・・・・・・




「シオ!早く前言撤回しなさいっ!エリザベスは今、あんたのせいで絶望のどんどん底にいるんだからっ!!!」


「え・・・私のせいですか・・・・・?というか、なぜ絶望のどんどん底に?」


「察しろよ!察してあげろよ!鈍感野郎めっ!!!」


「リア様に鈍感野郎とは言われたくないんですが・・・」


「なんでだよっ!あたしは聡いぞ!」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「なんで無言!?というか、シオ!早く前言撤回を・・・・・・あぁ!!!エリザベス!あたしの手から自殺しようとすんな!」





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