星の雫~超極秘のお姫様~
もはや大パニック。


朝食どころの話じゃない。




「えっと・・・・・さっきのは冗談です・・・?」


「おし!OKだシオ!ほら、エリザベス!さっきのは冗談だって!軽いジョークだったんだよ。だから生きよう?」



あたしの説得も虚しく、エリザベスは依然、自殺しようとのそのそと動き回っている。





なんでだぁーーーーーー!?



と、心の中で叫んだ時、ハッと思い至った。





あたしとエリザベス・・・言葉が通じないんじゃーんっ!





って、でも待ってよ!


さっきのシオの『外に出してもいいですよね?』発言は伝わっちゃったんだよ。

何で!?

・・・もしかして、あれか!?恋の力というやつか!?

だったらどんだけ面倒くさいもんなんだよ、恋の力って。



まぁ、とにかく今はエリザベスの自殺を止めなくちゃ!



言葉が伝わらないなら・・・・・・行動で伝えればいいんだ!!!




あたしはシオに顔を向けた。






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