星の雫~超極秘のお姫様~
「シオ!エリザベスをあんたに渡すから、エリザベスを優しく撫でろ!」


「え?どうし「どうしても!!!」・・・・・はい。」


あたしはさっそくシオにエリザベスを渡した。

シオは不思議がりながらも、エリザベスを優しく撫でる。


すると、エリザベスはシオの手のひらの上で、おとなしくなった。




「・・・・・・よしっ!」
あたしはガッツポーズを決めた。


「?」

シオは、怪訝そうに首を傾げただけだったけど。



実感ないのかな、シオ。


あたし達、というか主にあたし、エリザベスの命を救ったんだよ!




「・・・・・・あの、リア様・・・。どういうことですか?なぜ私がエリザベスを撫でなくてはいけないんですか?」


「エリザベスを救うためでしょ!なんで未だに分かってないわけ!?」


「救うためですか・・・?」


「そう!あたし達、エリザベスの命を救ったの!シオ、くれぐれもエリザベスを外に出すなんて言わないでね!」


「よく分かりませんが、リア様がそう仰るならば、言いません。」


「うむ。よろしく頼む。」


「はい。

・・・・・・・では、リア様。朝食をどうぞ。」


「あ、うん。・・・いただきます・・・。」


あたしは両手を合わせた。






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