星の雫～超極秘のお姫様～

「エリザベスとどういう関係・・・って、まさか、シオ、妬いてる!?」


なっ・・・・・///

リア様、普段はものすごーく鈍感なのに、どうして・・・



「安心して、シオ！エリザベスが好きなのはレオじゃない!!!シオの方が断然有利だからっ!!!」


・・・・・・・・・・うん？


「リア様、なんか、ズレてません？」


「どこが？いや、でもビックリだよ？シオ、エリザベスに気があったなんてさ。」


「リア様、完璧にズレてます・・・・・。」


一瞬でも、リア様が察してくれたと思った私が馬鹿でした・・・。

どうして、エリザベスに気があるなんていう発想になるんですかっ!!!



「はぁ・・・・・。それよりリア様、エリザベスとレオはどういう関係なんですか？」


「・・・・・・・・・・えっと・・・・・友達、かな？」


「なぜ疑問系なんですか？」


「いや、ハッキリとは分からなくてさ。」



まぁ、そんなモンかな。

関係なんて、ハッキリ分からないこともよくあるし。



質問を、変えた方がいいだろう。




「リア様。では、レオの種族はなんですか？エリザベスと同じく、昆虫ですか？それとも、人ですか？」


リア様を凝視する。


この質問は、かなり重要なことだ。